暮らしの知恵

現代版錬金術!?もう税金は支払うだけじゃない!!返礼品がもらえるふるさと納税とは!?

アイコン名を入力

CMで話題のふるさと納税って何?

ふるさと納税って手続きが面倒くさそう

ふるさと納税を利用することで得できるって本当!?

目次
  1. はじめに
  2. ふるさと納税とは
  3. 利用できるサイトとメリット
    ・楽天市場
    ・さとふる
  4. 申請方法(楽天ver)
  5. 楽天SPUを利用してちょいトク!!
  6. まとめ

1.はじめに

近年、手取り15万や消費税増税といった年収の減少・避けられない支出の増加が家計に少なくない影響を与えています。

もし、税金を納めなくていいならその分だけ生活に余裕が出てきますが、残念ながら納税を免れることはできません。

けれども、ふるさと納税制度を活用すれば返礼品として物品を受け取ることができます。

本記事ではふるさと納税制度を活用し、ただの支出だった納税から価値ある返礼品を生み出す方法を説明していきます。

2.ふるさと納税とは

ふるさと納税は自分の地元や応援したい自治体に自由に寄付を行うことができる制度です。

この制度の本来の目的としては、少子高齢化・地方の過疎化・都市部への人口流出からくる都市部と地方の税収の格差の緩和があります。

都市部では仕事を求め人がやってくるので、その都市に納められる税収は増加し、一方で地方は労働者がいなくなってしまうので税収は減少します。

また、少子高齢化により税金を納める人が少なくなっていきます。

これらの原因から地方の税収の減少は免れず、地方はさらに衰退していきます。

そこで、納める税金の一部を”各自治体への寄付”として納め、見返りとして返礼品をもらえる”ふるさと納税制度”が開始されました。

この制度を活用することにより、私たち利用者は所得税・住民税の控除を受け返礼品をもらえ、地方の自治体は寄付という収入を得ることができます。

返礼品で気に入ったものができ、翌年再びふるさと納税を利用したり個人で買ったりすれば、その地域へのさらなる貢献となるでしょう。

ふるさと納税の寄付額は所得に応じて変動し、[寄付額 – 2000円]分の所得税/住民税の控除を受けることができます。

3.利用できるサイト

まず、ふるさと納税を利用するにあたって利用するサイトを選ぶ必要があります。

今回は楽天グループが運営している”楽天市場”とソフトバンクグループが運営している”さとふる”を紹介したいと思います。

日ごろのネットショッピングで楽天市場を利用しているor楽天経済圏で暮らしているという方は”楽天市場”での利用を推奨します。

楽天市場”でのメリット

楽天市場では通常の商品の購入と同様にふるさと納税の返礼品を申し込めるので楽天ポイントがたまりやすいです。

また、amazonを利用している方は”さとふる”の利用をおすすめします。

さとふる”でのメリット

さとふるではキャンペーンを利用することで、寄付額の数%分がamazonギフト券として還元されます。

本記事では自身が利用している”楽天市場”でのふるさと納税申請方法の解説を行います。

4.申請方法

まず初めに、ふるさと納税の返礼品を選ぶ前にご自身がどれだけふるさと納税の控除を受けられるのか知る必要があります。

楽天市場やさとふるでは各々のサイト内にシミュレータが設けられているので一度シミュレーションしてみましょう。

今回は年収300万円の独身の方を例に解説していきます。

控除額シミュレーションへ(楽天ver)

控除額シミュレーション(さとふるver)

簡易シミュレーションの結果、ふるさと納税の控除額は29,717円となりましたのでこの金額の範囲内に収めればOKです。
あとは応援したい自治体やほしい商品を購入すれば終わりです。
(今回は下図のネギトロを購入したいと思います。)

クリックすると下記の購入画面が出てくるので①~⑥を選択していきます。

基本的に好きな項目を選択すればいいのですが、注意していただきたいのは③の項目です。

③のワンストップ特例制度は寄付先の自治体数が5以下の時、確定申告の際の記載が不要となります。
なので、元々確定申告をしなくてもよい方は寄付先を5自治体以下に抑えワンストップ特例制度を申請すればより簡単にふるさと納税ができます。

必要項目を記入し”寄付を申し込む”をクリックを押せば通常の購入画面になるので購入するだけです!!

2020年12月時、もし年収300万でふるさと納税を活用したらという前提で適当に見繕ってみました。

自己負担額2000円でこれだけの品物をもらうことができます。

今回はお得だなぁ~と思う食品を中心に選びましたが、返礼品は食品だけでなく日用品や家電なども選択が可能です。

ふるさと納税の返礼品へ(楽天市場)

5.楽天SPUを利用してちょいトク!!

楽天SPU(スーパーポイントアップ)とは、楽天が提供するサービスを利用することで楽天市場での買い物でのポイント還元率が増加していくプログラムです。

楽天SPUのサービスと還元率増加量

楽天のクレジットカード・銀行・電気や通信費を活用している方は楽天市場での買い物がとてもお得になります。
(※2021/4/1から楽天ゴールドカードの+2倍は廃止されます。)

このSPUを利用することでふるさと納税の手数料2000円を回収かつちょい得することができます。

先ほどの年収300万円の方を例にすると
納税額(29000円) ×還元率[?倍] > 手数料(2000円) となればいいので
式を変換すると

還元率[?倍] > 手数料(2000円)÷納税額(29000円)
      > 6.9倍 となるので還元率が7倍以上でプラスになります。

日々の生活に楽天のサービスを取り入れている、いわゆる楽天経済圏で生活されている方は7倍というハードルを超えると思います。

利用されていない方でも、年会費無料の楽天カード(+2倍)と楽天銀行(+1倍),楽天アプリ(+0.5倍)の利用で4.5%の還元を受けることができます。

6.まとめ

今回はふるさと納税の制度と楽天市場を利用した場合の申請方法を解説しました。

ふるさと納税を活用することで返礼品をもらえるだけでなく得もする可能性もあるので是非是非活用してみてください。

ふるさと納税のメリット・デメリット

メリット
・税金の一部を返礼品として受け取ることができる
・ワンストップ特例制度で手続き不要
デメリット
・手数料2000円は自己負担